皆様こんにちは!なおたろーです!
いつもありがとうございます!



前回の続きです。


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「こないだやん!」って。
令和を生きる小学2年生が昭和初期を「こないだ」って言うのもちょっと面白いな(笑)


梅毒が発見されたのが1493年。

梅毒の起源は明らかになっていない部分もたくさんあるのですが…

コロンブスのアメリカ探検隊の隊員が西インド諸島に上陸した際に原住民と性交渉をし、それをヨーロッパに持ち帰っちゃった説だったり、

コロンブスがアメリカ大陸を発見する前から実はヨーロッパに存在してたんだよ説だったり…いろいろあるそうです。



日本で梅毒が発見されたのが1512年(室町時代)の京都。

吉原遊郭が開設されたのが1617年。

フレミングがペニシリンを発見したのが1928年(昭和3年)…

梅毒が発見されてから400年近く経ってる!(驚)

日本では第二次世界大戦中1945年に開発されました。



それまでは何百年も不治の病として恐れられてたんだなぁ…。

ちなみにペニシリンは梅毒以外にも、肺炎や破傷風などの特効薬としても使用されています。





※ここからは鬼滅のネタバレ&考察です。ご注意ください。※


吾峠先生が言っていたわけでもないし、公式ガイドブック等にも正確に表記があったわけではなく…

あくまで考察ではあるのですが…
(まあ二人の母親が「梅毒だった」という正確な表記もないんだけども)

妓夫太郎の痩せた体、ギザギザの歯、体の痣は先天性梅毒に見られる症状で、

妓夫太郎本人も「俺は太れねぇんだよなぁ」と言っていたり、

人間のころの歯も「ハッチンソン歯」という先天性梅毒の症状によく似ています。

公式で表記されていない考察のお話ですが、作品自体を楽しむための考察って面白いし

今回のように子どもと話をする材料にはなるんじゃないかなぁと思います。



ちなみに…妊娠した遊女の子供のことを「鬼子」と呼び

堕胎することを「鬼追い」と呼ぶそうです。

妓夫太郎も「生まれる前から何度も殺されそうに」と言っていたので、

妓夫太郎や堕姫だけに限ったことではありませんが、

遊郭で産まれる子供は産まれる前から鬼扱いされていたんだなぁと。

そして本当に鬼になってしまって、

鬼になってしまっても遊郭に居続けるって…もう…辛すぎますよね…。





ちなみに妓夫太郎の絵は2パターン描きました(笑)

一枚目がいつも通り描いた妓夫太郎で、

二枚目がYouTubeでデジタルイラストの描き方(初心者向け)動画を見た後に描いた妓夫太郎。


姉に見せたら「何が違うのかわからん」って言われてしまいました…www




ちなみに梅毒のことはいろんなサイトや本で知識を付けたのですが…

セイシルのサイトが一番わかりやすかったです!




梅毒以外の性感染症についても勉強できます。

セイシルは中高生向けに作られたサイトですが、大人でもめちゃくちゃ勉強になります!




コロンブスの話をするときは、部屋の壁に貼ってある世界地図を一緒に見ながら話しました。

噛み砕いて話すことで、小2の男の子でもしっかり話を聞いてくれました。



続きます。





※2022年2月21日、2コマ目のセリフ内テキストに誤りがありましたので修正したものを差し替えています。
詳しくはコチラから。





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